楽天SCHDから2回目の配当金(正しくは払戻金)が入ってきて、前回より少し増額していた。
現状では含み損をまだまだ抱えているし、あと数年くらいは払戻金として配当が出るもしているが、それでもオルカン投資と同じように数十年スパンで長期ホールド前提で買っているからあまり気にしていない。
それよりも、メリットのほうが大きく感じた。金銭的云々ではなく、精神的なものだ。
その①:もっと積み上げたくなる
シンプルに前回より配当が多くなっていたのだ嬉しかった。前回2025年2月が1,261円だったのに対して、今回2025年5月が2,286円となっていたからだ。
これにより、もっと積み上げたくなった。
つまり「倹約して、投資額をちょっとずつ増やす」ことへのモチベーションになったということ。
インデックス投資はどうしても株価や為替の動きで資産増大スピードが一進一退になりがちで、尚且つ豊かになっている実感を得にくいデメリットがあると数年継続していて感じる。
楽天SCHDへの投資は「配当金目的の投資」になるため、ぶっちゃけ評価損益は気にならない。
むしろ、配当金がちゃんと入ってくるか、前よりもちょっとでも成長したかが気になる。となると、真面目に働いてもらった収入を(”今”を蔑ろにしない程度に)投資に入れるのが最も合理的に思える。
その②:前進してる感覚を得られる
ちょっと先走って書いたが、インデックス投資と異なり配当投資は前に進んでいる感覚を得やすいと思う。
勉強、仕事、筋トレ、資産形成など何でもそうだが、前進してる感覚はかなり重要であり、物事を継続するうえでマストだ。自分が成長していない、停滞感があるとモチベーションも湧かないし続けることも困難になってしまう。
インデックス投資は「合理性」の観点ではベストだと思う。それでも他のリスク大きめな投資に浮気して市場から完全撤退する人の多くは、インデックス投資が「前進してる感覚」を得られにくいからに思える。
投資における前進は「金銭的に豊かになること」だけど、インデックス投資は自分から取り崩さない限りはそれができない。そのため「取り崩す=後退」となり、結果として停滞感が募り、他に手をだすのかなと。
また、評価損益が下がることも撤退要因のひとつだと思う。
その反面、配当金が入ると働かなくても勝手にお金が入ってくるので前進してる感覚を得やすく、モチベーションも上がると感じる。
その③:稼ぎたくなる
副業へのモチベーションも上がる。なぜなら「積み上げたくなる→本業だけじゃ足りん→副業して稼ごう」となるから。
私の場合はサービス業かつ人手不足なので、結構休日出勤を活用して本業自体の年収を上げるようにしている。仕事そのものは嫌いじゃなく、職場の人間関係も良好で職中近接のため出勤するのも苦痛ではない。
副業でやってるライター業などは成果主義だから収益が少ない時期も多くなりがちで、見通しもたちにくい。となると、稼ぎのベースとなるのは「本業、残業、休日出勤」であり、副業は本当に副収入として少し入ればOKとしている。
配当金が入るようになってから、以前よりも株価動向を気にしなくなった。これも、配当金目当ての投資を始めたことによる副次的メリットかもしれない。インデックス投資だけだと、どうしても株価の動きによる資産増減に目がいってしまいがち。しかし、配当金がちゃんと入るならそこまで株価のブレも気にならなくなる。コアサテライト投資とまでいかずとも、ある程度インデックス投資で資産をつくったら、次は高配当投資をする。これから投資を始める人は、このやり方もありかなと思った。
おわり!