Dのための小さな暮らし

すべてはDのため、あれもこれもDのため

物欲の正体

どうも、ナギです

 

毎月ディズニーに行くために倹約生活をしています

 

本日は「物欲」について思いを巡らして色々と考えてみました

 

これまでの私の経験則と諸々の書籍を読んで学んだ結果として、下記の5つにまとまりました

 

  • その①:ワクワク感の消費
  • その②:お金を使いたい
  • その③:万能感を得たい
  • その④:現状の不満解消
  • その⑤;損失回避

 

その①:ワクワク感の消費

人間って不思議なもので「買う前」が1番ワクワクしているんですよね。ドーパミンが脳内に溢れて、高揚感がある

 

私自身、物欲センサーが高まっている時を思い返してみると、ワクワク感を消費している感覚があります

 

「あれが欲しい」「これも欲しい」と思う先には、それを手に入れた輝く未来を思い描いている

 

買ってから一度も袖を通してない洋服があったり、買って満足して袋から取り出すこともなくなったモノって結構ありませんか?

 

私はありますが、それっておそらくは「ワクワク感を消費するため」だけに買った

 

それが物欲の正体です

 

その②:お金を使いたい

結構な割合で「ストレス発散=買い物」の人は多いでしょう

 

私が働く職場でも、そういった人はかなり見受けられます

 

また前職のアパレルもそういったお客様はたくさんいらっしゃいました

 

年末年始・お盆・大型連休なんかは「自分へのご褒美」と称して、高級靴(一足5〜6万円ほど)を購入される人もちらほら

 

もしくは安価なスニーカーを一人で3〜4足も買う人もいました。ぶっちゃけ『そんなにあって全部履けるの?』と思いましたが…笑

 

それもまさしく、物欲の正体でしょう。お金を使いたい=お金を使ったときの解放感、優越感に浸りたいわけです

 

かくいう私もそうであり、例えば「ディズニーチケット代」をクレカ購入するときは、慣れているにも関わらずどこか嬉しさを感じてしまいます

 

その③:万能感を得たい

アパレルショップ店員時代には「お買い上げした商品を店頭までお持ちして、お客様に手渡しし、最後にお辞儀をしてお見送りをする」というマニュアルがありました

 

なんとも恭しいといいますか、私はそれをされると気恥ずかしいと感じてしまうことを、さも平気でやってのけていたのです

 

とはいえ私も、恥ずかしさはあるものの、されて悪い気はしません。ちょっと偉くなった錯覚さえしてしまいます

 

おそらく、物欲を満たす人の中には一定数、この優越感に浸りたい人もいるのではないかと思います

 

少々過剰とも言える「オモテナシ接客」は、人を優越感に浸らせ万能感を与え、物欲を刺激するのかもしれません

 

その④:現状の不満解消

  • これを買えば、掃除するとき楽にな
  • これを買えば、コーティネートは完璧になる
  • これを買えば、キャリアアップに繋がるかも

 

こんな感じで、現状の不満を解消するために物欲が発生することは、誰しもあると思います

 

物欲というのは「現状と理想とのギャップがある時」にも生まるわけです

 

ちなみに先ほど列挙した3つの例は、すべて私が経験したこと

 

経験則からですが「これを買えば満足できる・不満は解消される」という期待は、基本的に持つべきではありません

 

そのような動機で買ったモノは衝動買いになりやすいのと、大体のモノは期待に応えることはないからです

 

 

その⑤;損失回避

お店やネット通販でよくある手法として「タイムセール」があります

 

「今買わないと損!」と訴求をすることで、お客に買わせようとしている

 

損をすることへの心理的ダメージは、得することの2倍大きいと研究でわかっています

 

つまり、損をすることを嫌う性質があるのが人間で、それを企業やお店は上手に利用してくるわけです

 

損をしたくないあまりに、本当はいらないモノを「必要」と誤認して(させられて)買ってしまうほど愚かな行為はありません

 

私も気をつけないとなと思いながらも、人間心理を巧みに利用した訴求に心揺さぶられる時はあります

 

精進せねば…

 

※※※※※

 

ってことで5つの物欲の正体を書いてみました

 

合ったているかどうかは知りませんが、売る側・売られる側の両方を経験したからこそ感じたことです

 

ディズニーにはお金を落とすと決めているので、それ以外の場所ではこれらに気をつけながら暮らしていこうと再確認できました

 

では、また